「ミャンマーで物語を作る」ブログ  世界を旅した起業家が最後に行き着いたミャンマーで新たな挑戦!

2013年12月29日日曜日

ミャンマーの雑誌に載る

2013年4月、ミャンマーの週刊誌に書いた原稿です。
週刊誌の営業に提案したら割とあっさり載せてくれました。




50年前の日本がミャンマーにある」
土屋昭義

ヤンゴンの朝5時、マンションのテラスからコーヒーを飲みながら景色を眺め思う。50年前の日本がここにはある。まるでタイムカプセルで子供の頃に戻ったようだ。この特別な安らぎは他の諸外国にはない。同じ仏教の国同士ということであろうか。やはり日本とミャンマーのルーツは同じなのではないか。日本のルーツはモンゴルではないかという説もあるが、私が思うにモンゴルではなく、ミャンマーであるように感じる。

子供の頃、「ビルマの竪琴」という映画を見たことがある。不思議とその映画は断片的に覚えている。これまでにたくさんの映画を見てきたのにもかかわらず、ほとんどの映画の内容は忘れている。それなのに「ビルマの竪琴」の情景は鮮明に思い出すことが出来る。子供心に何か共感する者があったのであろうか。特に意識のない少年時代でそのように記憶に残るというのは実に不思議な感覚である。

日本で27歳で独立、自身の会社を30年以上運営して、我武者羅に生きてきた。40歳を超えて、初めて海外旅行を経験し、それから世界を知るため、長期休みの度に海外放浪を始めました。
63歳の現在では、60か国以上の国へ訪問し、その土地の文化を肌で感じてきました。

2012年、最後に訪問した国が「ミャンマー」です。全ての国にそれぞれ良いところ、悪いところがありましたが、ミャンマーは日本人として一番落ち着く雰囲気を持った親和性の高い国だと気づきました。この国に日本の良き50年前の良さを見つけたのです。日本の戦後を生きてきた私ですが、日本で50年起こったことが全てこれからのミャンマーで始まるのです。激動の日本で得た私の50年の細やかな経験をこれからのミャンマーの発展の為に、有効活用して頂ければ私の残りの人生が充実するように思うのです。現在、世界中で注目されているミャンマーが発展することにより、親和性の高い日本の再生にもつながるのです。

私の50年分の経験だけではなく、日本の技術、サービス、考え方など、全てがミャンマーの発展に役立つはずです。世界は今や「経済戦争」。ミャンマーと日本は昔から仲が良く、考え方が似ている。そんな国は世界広しといえども他にありません。ミャンマーと日本は過去、現在、未来を見据え、仲良くする運命にあるようです。日本人の経験を「人づくり、国づくり(HUMAN Building is NATION Building)」に役立て頂けたら人生最良の喜びです。

ヤンゴン学院(Yangon Gakuin Language Academy


学長(Principal)土屋昭義

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